聖徳大学の心理・福祉学部社会福祉学科養護教諭コースは、主として養護教諭一種免許状の取得を目指す方のコースです。

社会福祉・精神保健福祉系の授業を履修することで、生徒への相談援助の技術も身につけていきます。

目次

はじめての通信学習を順調に進められるよう、学習ガイダンスを開催!
採用試験に向けた対策講座も開催しています。

多くのケーススタディに触れられる実践的な授業は高い評価を得ています。

先生と卒業生の事例検討会で卒業後もつながっています。

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自宅に送られてくる教科書や学習指導書(または学習指導書が組み込まれた教科書)を使って学習します。その学習成果をレポートにまとめて提出。
教員の添削指導を受けて合格すると科目終了試験を受けることができます。
科目終了試験に合格することで単位が認定されます。

科目終了試験

科目終了試験は、ご自宅でのオンライン受験で年10回、日曜日に行っており、1回の試験で3科目まで受験できます。

聖徳の大きな魅力のひとつに「体験型スクーリング」を目当てに、遠方からも多くの方が入学しています。
多くのケーススタディに触れられる実践的な授業は、卒業生から高い評価を得ています。
1科目につき、3日間程度、オンラインまたは松戸キャンパス(科目により開催方法は異なる)に登校して学習します。

突然の発症や受傷は時と場所を選びません。学校や施設等で発生するさまざまな病気やけがに迅速に対応する実践力を養います。この授業を受講した学生が、通学時に電車の中で意識低下を起こした方を目にして声をかけ、駅員さんと一緒に救急車の要請をしたということがありました。学んだことが役に立った一例です。近年、震災や風水害等の自然災害も多くなっています。いつ災害や事故にあうか予測不可能な現代において、だれもが安心で豊かな生活を送るために必要な救急看護の知識をスキルを身につけましょう。

現場実習

これまでに学習した知識・技術をもとに、学校・病院での現場実習に臨みます。

  • 養護実習・看護実習

    養護教諭になるためには、養護実習(4週間)と看護実習(6日間)が必要です。実習実施前後には学内での指導があり、事前指導では、養護実習と看護実習に出るにあたり、事前の手続き、教職としての心得、学ぶべき内容を知り、実技面を中心にグループ学習を行います。具体的には、保健室にある医薬材料の取り扱い、来室生徒への場面指導、救急処置と緊急時対応、健康診断・環境検査の実施方法、保健だより作成、実習ノートの書き方などを学びます。

    事後指導では、実習での学びを整理して、各自発表を行います。自己の課題を明確にし、さらなる学習へとつなげていきます。

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養護教諭の採用は、年度や都道府県によって倍率に差が出ていますが、今後も6~8倍程度で続く見込みです。受験先の試験内容に合わせた対策が必要です。合格率は、現役生よりも講師経験(臨時的任用)を積んだほうが高い傾向にあるようです。通信教育部の学生も通学生と一緒に対策講座を受講していますが、通学生が通信生から良い刺激を受けていますね。すぐには力がつかない小論文や集団討論については、日頃から意識して取り組みましょう。よく、「看護師資格を持っていなくても、養護教諭になれますか?」と聞かれますが、資格がなくても大丈夫。とはいえ、養護教諭として学校救急看護の知識や技術が求められるので、救急処置能力向上のための研鑽を続けていくことが必要です。

  • 養護教諭採用試験対策講座(対面開催)

●春学期生
12月18日〜4月26日
●秋学期生
7月1日〜10月31日

あなたが目指す免許・資格・学歴などから
出願課程・学費がわかります!

子どもたちの悩みに寄り添いたいと養護教諭の道を視野に

大学時代は、スポーツ心理学を学んでいました。教職科目も受講していたのですが、受講するうちに、教育に興味が湧き、「教員を目指したい」と思うようになりました。私の進学した大学は、スポーツに関することを幅広く、さまざまな角度から学ぶことに重きを置いていたので、教員を目指す上で、もっと教育についていろいろ学びたいと、大学院進学を決意。大学院2年次に、長崎県の教員採用試験に合格し、修了と同時に、中学校で保健体育の教員として働きはじめました。 3つの中学校を経験し、不登校の子やうまく人間関係を築けない子など、さまざまな子どもたちと出会う中で、担任として、保健体育の先生として、というよりも、養護教諭という違うアプローチで、悩みを抱えた子どもたちをサポートしたいと思うようになったのです。しかし、すぐ行動、というよりは必要な費用や情報収集など、徐々に準備をはじめました。


思い切って教員を退職。目標は、2年での免許取得

中学校では、部活の顧問もしていたので、土日も学校にいることが多く、仕事をしながらでは中途半端になってしまうと思い、覚悟を決め一旦教員を辞めることにしました。聖徳に決めたのは、学習環境が充実していると感じたから。本当は、大学で毎週開催されている養護教諭採用試験対策講座にも通いたかったのですが、当時も長崎に住んでおり、参加が困難でした。そこで、スクーリングの際に講座担当の先生に相談したところ「遠慮せずに言ってくれたら準備するから」とお声がけいただき、さまざまな都道府県の過去問をいただいたり、講座で使用しているプリントをいただいたり、手厚くサポートしていただきました。


自分なりに工夫を重ね、頼れる養護教諭へ

先生方にサポートいただいたり、スクーリングで出会った仲間たちと励まし合ったり、すべてを力にして、目標どおり2年で養護教諭の採用試験に合格することができました。養護教諭としてはじめての職場が今の小学校です。もちろん、教員として小学生とふれあうのもはじめてなので、子どもたちの発言や行動に驚くこともたびたびあります。例えば、頭をおさえながらお腹が痛いと言ったり、なんでもないと言いながら、本当はとげが刺さっていたり。しかし、「あの時先生が言っていたのはこのことか」とスクーリングでの先生のお話がとっさに結びつき、冷静に考えられることもありました。こういった子どもたちのサインを見落とさないよう、自分なりに工夫して子どもたちとふれあう機会をつくるようにしています。その一つが、毎朝の校門での挨拶です。今の小学校は、登下校で使用する門が一ヶ所なので、校門に立ち、気になる子には積極的に声をかけ、必要だと感じたら、保健室で話す時間をつくるようにしています。まだ、養護教諭としてのキャリアはスタートしたばかりですが、聖徳で学んだことや、自分で調べてみていいなと思ったものを積極的に取り入れながら、自分の養護教諭としてのスタイルを確立できればと思っています。


養護教諭となった今、子どもたちが健康で元気よく登校している姿を見ることが一番嬉しいことです。私自身も子どもたちと一緒に成長し続けていきたいです。

スポーツトレーナーとしてトップアスリートのトレーニングサポートに携わった経験から、部活動がある中学・高校世代に対して、専門的かつ継続的な支援が重要だと考えるようになりました。学校という環境の中、子どもたちにより近い距離で、身体や心をケアできる養護教諭になることを決意。

聖徳を選んだ決め手は、仕事と両立しながら学べる環境とリーズナブルな学費です。通信制は一人で勉強する時間が多いのですが、スクーリングで出会った同じ目標を持った仲間と情報交換したり、励まし合ったりできたことが、とても力になりましたね。教員採用試験に合格し、修了後は定時制の公立高校の養護教諭として勤務しています。聖徳で学んだ実践的な知識やスキルが、生徒たちの身体や心のケアに活かせていると日々感じています。

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アクセス

松戸駅までのアクセス

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羽田空港から…47分

※京浜急行「羽田空港(国内線ターミナル)駅」より


所在地:〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550
聖徳大学5号館2階
TEL:047(365)1200 聖徳大学通信教育部

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