卒業生・修了生メッセージ

塚本 寛人 さん

課程正科生 [小学校教諭一種]修了

千葉県教員採用試験合格

課程正科生 [小学校教諭一種]修了

千葉県教員採用試験合格

ずっと夢だった小学校教諭へ。
聖徳で学んだことを、現場で活かしていきたい。

職業体験担当になったことが入学にふみきるきっかけに

大学卒業後、銀行に勤務していましたが、「小学校の先生になりたい」という小学生の頃からの思いがずっと胸の奥にありました。そんな中、小学生を対象にした職業体験を担当することに。どうしたら銀行のことを楽しみながら知ってもらえるのか、小学生たちが驚くようなプログラムを準備したり、当日、銀行を案内して、小学生と一緒に時間を過ごす中で、「先生になりたい」という気持ちが「先生になろう」という決意へと変わっていきました。通信教育で教員を目指せる大学を検討していた際、聖徳の通信教育に通っていた先輩や、保育士の母や姉からのすすめもあり、聖徳大学を選びました。また、最短で教員免許を取得し、少しでも早く働きたかったので、課程正科生として入学することにしました。

経験豊富な先生方によるユニークな授業

聖徳は、実際に教育現場で活躍されていた先生が多く、その先生方から直接指導を受けられるのはとても魅力的です。今でも鮮明に覚えている授業のひとつとして「算数科教育法」があります。なんと、先生が現役の小学校教諭だった頃の授業を映像で見ることができたのです。その授業は、小学校2年生の算数だったのですが、問題の解き方や答えを教科書どおりにすぐ教えるのではなく、とことん考えさせ、子どもたちから答えを引き出すというテクニックに衝撃を受けました。重要なのは、正しい答えを教えることではなく、子どもたちが自分の力で、しっかりと授業内容を理解することだと気付かされました。現在、ちょうど小学校2年生を担任していて、もうすぐ、この授業と同じ単元を学習する予定なので、学んだテクニックを実践してみたいと思っています。

同じ目標を持つ仲間と乗り越えた採用試験

大学主催の教員採用試験特別講座に参加し、約5ヵ月、筆記試験と面接の対策をしました。入学前は、通信教育というと一人で黙々と勉強するというイメージがありましたが、特別講座では、通学課程の学生とも交流する機会があり、同じ夢を持つ仲間がたくさんできました。試験に関する情報を交換したり、励まし合ったり、同じ目標に向かって努力する仲間がいたからこそ、最後まで頑張れたのだと思います。ここで出会った仲間とは今でも連絡を取り合っていて、予定を合わせて会うこともあるんです。今では、みんな小学校教諭や講師として活躍しているので、近況を報告したり、意見を交換したりしながらお互い刺激し合っています。夢を叶えることができた今、子どもたちにとって、学校が楽しい思い出でいっぱいの場所になるようにしたい、という新たな目標ができました。そのためにも、聖徳で学んだことを活かして、子どもたちが笑顔になるような体験を生み出していきたいです。