Interview
インタビュー

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  2. 2022 5月

教員メッセージ

通信教育部長 教授

大成 哲雄

本学の通信教育部は、1972年の短期大学保育科に始まり、50年を超える伝統ある大学です。現在、短期大学部には保育科、図書館司書課程科目等履修生があり、大学には、教育学部、心理・福祉学部、文学部があります。また大学院には、日本で唯一の児童学研究科があります。
「学びたい」と思った時がチャンスです。通信教育部は働きながら学んでいる方が多くいらっしゃいます。卒業に向けて学びを進めていくことは、時として困難を感じることがあるかもしれません。しかし、初心を忘れず、自らの力を信じて、前に進んでいただきたいと思います。くじけそうになったとしても「スクーリング」という、志を同じくする仲間と教員が顔を合わせ学び合える機会があります。この機会を利用し、良き仲間を作り、悩みを分かち合い、積極的に対話をしていただきたいと思います。
卒業後は多くの先輩が、保育や教育、心理など様々な分野で活躍しています。さあ、学びの扉を開きましょう。

教員メッセージ

通信教育部保育科長 教授

小畑 秀樹

聖徳大学通信教育部保育科は、昭和47年に開設しました。50年を超える経験を活かし、多様な学びに対応したカリキュラムを編成しています。幼稚園教諭免許、保育士資格、図書館司書資格が、あらゆる組み合わせで取得可能です。また、免許・資格を取得せずに「保育学」を学びたい方にも対応しています。
あなたに相応しい学びを見つけましょう!

教員メッセージ

大学院 児童学研究科長 教授

小野瀬 雅人

本学の大学院通信教育課程は、「スタディガイド」に基づく「在宅学習(通信科目)」と「スクーリング(通信・面接併用科目)」を通して、学生が修士論文の作成に必要な高度な知識・学識を修得できるようにデザインされています。「在宅学習」は学修のための時間を学生自身が自由に設定できるメリットもありますが、他方、1科目について2課題のレポート提出と科目終了試験に合格することが単位修得の条件となるため、学生自身の計画性と自己管理が求められます。 また、「スクーリング」での単位修得のためには、1科目につき1課題のレポート提出と2日間のスクーリング(授業内での試験を含む)に合格する必要があります。したがって、学生は、「課題意識」とその課題を解決しようという「熱意」や「強い意志」をもって入学することが望ましいといえるでしょう。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 児童教育コース (現:小学校教員養成コース)卒業

阿部 隆樹 さん

「先生になりたい」
 ずっとその夢を見続けてきました。でも、大学受験の頃、弟が病に倒れて寝たきりになり、祖母と弟の介護を家族で助け合ってするために大学進学は断念。保育の専門学校に進学しましたが、学科の廃止が決定し、保育士資格を取得できないまま卒業。それでも夢をあきらめられず、卒業後はアフタースクールのアルバイトに就きました。
 家族の介護と他のバイトの合間の、たった2時間。それでも、子どもの成長を見守り、笑顔を引き出す仕事に大きなやりがいを感じていました。3年目に、東日本大震災で被災。家を流され、仕事も失い、転居して新しい生活を始めることに。そこで出会ったのが、復興支援事業のスクールサポーター。
 小学校で授業の補助や学習支援を行う仕事を通し、先生がいかに大変な仕事かを知り、それ以上に魅力があることを改めて実感できました。祖母の介護が落ち着き、将来を考える余裕ができた時には、7年が過ぎ、29歳になっていました。
 「やっぱり先生になりたい。でも免許取得には時間もお金もかかる」「彼女との結婚も考えたい。夢をあきらめても安定した職に就くべきだろうか」と悩んでいると、小学校の先生方から「子どもたちといると阿部君は本当に楽しそうだね。だから子どもたちも自然と笑顔になれる。先生を目指してみたら?」といってもらえたんです。事情を話すと「聖徳なら、働きながら学べるよ」とアドバイスをもらえました。夢の手前で立ち止まっていた自分の人生が、動き出した瞬間でした。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 幼稚園教育コース(現:幼稚園教員養成コース)卒業

市原 理絵 さん

高校を卒業後、海外の学校に進学。そのまま現地に居住し出産を機に帰国。二人の子どもの子育てが少し落ち着いたタイミングで学習時間が取れる通信制大学を探し、聖徳に入学。4年間で卒業後、現在は市内の公立幼稚園にフリーの教諭として勤務しています。
 代理で担任を務めることもあり、私の指導で子どもたちの笑顔が見られた時は聖徳での学びが活かされているんだなと感じますね。また、海外で培った英語力を活かして外国籍の子どもや保護者と、より円滑なコミュニケーションが取れるよう言語面で援助する場面もあります。市の公務員試験に合格したので、まずは来年から担任としてクラスを受け持つことを目標に、質の高い保育者を目指したいと思っています。
 スクーリングで励ましあい、支えられる仲間をつくれたからこそ、他の通信講座では続かなかった私でも卒業することができました。聖徳での学びは皆さんにとってもかけがえのないものになりますよ。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 幼稚園教育コース(現:幼稚園教員養成コース)卒業

山村 さくら さん

きっかけは、大学4年の夏休み。その頃、私は外国語学部で英語を学んでいました。洋楽が好きなこともあり、興味を持った英語でしたが、思うように上達せずに時間だけが経っていき……。就職活動を始めたものの、「ここで働きたい!」と思える企業も見つからず、「無理をして会社に入ってすぐにやめてしまうぐらいなら、ゆっくり将来を考えてみれば?」という母の言葉に甘えるように毎日を漠然と過ごしていました。
 そんな時に見つけたのが、近所の学童保育でのアルバイトの募集。私自身が子どもの頃に通っていた場所でもあり、「どうせ暇だから、1ヵ月ぐらいやってみようかな」と軽い気持ちで始めたのです。子どもは好きなほうでしたが人並み程度。ところが、アルバイトが始まると、初日から楽しくて仕方がありませんでした。夏休みを学童保育で過ごす子どもたちに、かつての自分の姿が重なったこともありますし、とにかく小学生たちと話している時の活き活きとした自分に気づきました。ちょうどその頃、幼稚園教諭の免許か保育士の資格があれば学童の先生になることができ、将来的に認定こども園で働くことを考えると両方取得したほうが良いことを知り、自分の進むべき道が明確になりました。アルバイト先に聖徳の通信で資格を取得した方が働いていて、「聖徳なら最短2年で目標が達成できる」と教えていただき、大学卒業後に聖徳に入学したのです。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 幼稚園教育コース(現:幼稚園教員養成コース)卒業

則竹 利香 さん

大学の英文学科を卒業後、子ども関連企業に就職しましたが、英語を活かせる職種ではなく、英語にも子どもにも関われる仕事に就きたいとキャリアチェンジを目指しました。オーストラリアの大学で教育学部幼児教育学科を卒業して、帰国後、国内のプリスクールで3年半勤めたのですが、やはり日本での資格も取っておきたいと、学び直すことを決心したのです。とはいえ、子どもたちと接する現場を離れることは考えられなかったので、フルタイム勤務をしながら学べるよう、聖徳の通信制を選びました。
 当時の目標は、「必ず2年で卒業する」とまでは考えず、「何年かかっても絶対に卒業すること」でした。仕事中は全力で子どもたちに関わりたかったので、先輩方から助言いただいたような1日何時間と決めて勉強するというスタイルは私には難しかったからです。私は私なりに、勉強は自分のペースでできる時にできるだけやろうと決めて取り組みました。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 児童保育コース (現:保育士養成コース)卒業

中村 留美子 さん

現在、都内保育園で2~3歳児クラスを担当しています。4年前に会社を辞め、大学に通いながら保育補助として働きはじめました。当時と比べると、資格を持った今はクラス運営を任され、日々の活動に自分の考えを反映できる面白さを感じます。それに、子どもにとって担任の先生は一番安心できる存在らしく、頼られているなと実感できるのも、やりがいにつながっていますね。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 児童保育コース (現:保育士養成コース)卒業

齋藤 友梨 さん

地方自治体の音楽隊の嘱託職員として働いていましたが、契約期間は最長5年まで。ニーズが高く、安定した仕事に就きたいという思いもあり、高校時代の第二の夢だった保育士に挑戦することを決意しました。保育士の国家試験は難関なので、受験なしで卒業と同時に資格を取得できる通信制大学で学ぶ道を選択。中でも聖徳大学を選んだ理由は、「保育の聖徳(R)」としての実績の高さ。聖徳で保育士や幼稚園教諭になった友人も多く、より実践的に保育を学べる環境も決め手になりましたね。
 卒業と同時に保育士資格を取得し、現在は公立保育園で0歳児の保育を担当しています。保育や子どもの発達など専門知識はもちろん、スクーリングで修得した実践的なスキルがあるからこそ、子どもたちにも自信を持って接することができています。できなかったことができるようになったり、歩き始めたり。子どもたちの成長を間近で感じられる毎日は、とても充実しています。目指しているのは、子どもたちからも保護者の方々からも信頼される保育士。一生の仕事として、長く続けていくつもりです。

卒業生・修了生メッセージ

児童学部 児童学科 幼稚園教育コース(現:幼稚園教員養成コース)卒業

北上 雅美 さん

入学前は、地元新潟の企業で働いていました。もともと、幼い頃から年下の子どもに本を読んであげるほどの子ども好きで、保育士にも憧れを持っていましたが、成長するにつれ興味が移り変わり、さらに、地元で安定した仕事に就きたいという想いから前職の企業に就職。企業で働く中で、あらためて保育士への想いがつのり、やらずに後悔だけはしたくないと、資格取得にチャレンジすることにしました。学費のためにも働きながら学ぶ環境が必須でしたが、勉強時間やスクーリングの日程を考慮して企業は退職。時間の融通がきく派遣社員登録をしたうえで、聖徳大学通信教育部に入学しました。