卒業生・修了生メッセージ

横山 みどり さん

児童学研究科 博士前期課程 [児童教育学]修了

児童学研究科 博士前期課程 [児童教育学]修了

広い視野で家庭科の指導を考えたい。
学んだことを、多くの先生に発信していきたいです。

大学を卒業してから24年間、公立小学校で家庭科の教員として勤務してきました。その後、国立大附属小で家庭科を教えていることから、短期間ではありますが、大学生を対象に授業をする機会を得ました。そこで、指導法を指導するという点での自分の力不足に気づき、もっと広い視野で小学校家庭科の指導を考えたいと思いました。以前、聖徳の通信教育で小学校の免許を取得した経験があり、その指導のきめ細かさから、聖徳大学大学院への進学を決めました。
 在学中は、家庭科担当として勤務する中で全国の先生方と楽しい授業について考える機会や、学校以外の場所で、家庭科指導に関わる仕事に恵まれました。忙しい毎日ではありましたが、大学院の勉強と、仕事を切り離すことなく、知識や経験を活かすことができたと思っています。
 聖徳の魅力は、なんといっても先生方が学生に真摯に向き合ってくれることです。それは、小学校の免許を取得した時から変わりません。またスクーリングでは、さまざまな年代、経歴を持つ人たちと一緒に学べるのでとても刺激を受けます。
 前期課程の論文は「小学校家庭科における児童の学ぶ意欲を高める指導に関する研究」をテーマに取り組みました。今後は後期課程へと進み、さらに学びを深めたいと考えています。そして学んだことを多くの先生方に発信していきたいです。