卒業生・修了生メッセージ

鈴木 裕美 さん

人文学部 英米文化学科(現:文学部文学科)卒業

人文学部 英米文化学科(現:文学部文学科)卒業

英語力を高め、ハワイ勤務を実現させたい。
密度の濃い授業を支えに、夢を達成。

憧れの海外勤務を目指し、英米文化学科に入学

家族が旅行好きだったため、子どもの頃から慣れ親しんでいた旅行会社を志望し、現在まで約10年間勤務しています。当時から海外勤務、ハワイを希望していました。気候が良く、心優しい人々が暮らす常夏の島が大好きだからです。入社4年目にそのチャンスをいただいたのですが、英語力がネックとなり、夢は叶いませんでした。その後、ハワイで語学を学んでいた時、日本でも通信教育で英語を学ぶことができる大学があると友人から聞き、帰国後、聖徳大学に3年次編入で入学しました。

英語に対する意識を変えた、充実した授業

実はもともと英語は苦手で、海外の方とお話しする時は緊張してしまうほどでした。そのため、暗記した英文をそのまま話すことが多かったのです。そんな私にとって、スクーリングでの音声学の授業は、画期的なものでした。というのも、英語は海外の方と気持ちを通じあうための“コミュニケーション”ツールだということを教えられたのです。一見大げさとも思われるボディーランゲージなども含めて、先生の指導通りに発音していくことで、その日の授業を終える頃には照れもなくなり、英語が自然と口をついて出るようになっていたのです。自分でもびっくりするほどのうれしい驚きでした。レポートやスクーリングでしっかりと基礎知識を学んでいたので、語彙力が自然と身についていたのも大きかったと思います。
札幌在住ですが、通学のハンディも感じませんでした。普段は自宅で学習を行ない、スクーリングの期間は仕事から離れ集中して勉強する。こうしたメリハリのついた学習スタイルが効果的だったようです。レポートなどもスクーリングで知り合った友人たちとインターネットを通じてやりとりをしていたので、一人で孤独に勉強をしているというさみしさはありませんでした。

見事、難関の面接をパスし、夢を達成

卒業後は、英語で臆せず話すことができるようになったので、仕事に対する意識も大きく変わりました。ハワイ州政府観光局やホテルの方々と話す時、もちろん、みなさん日本語が話せるのですが、少しでも英語で話すことで距離がぐんと縮まります。語彙力もついたので、ビジネスの場で通用する英語を話せるようになりました。そして、一番うれしかったのは、念願のハワイ勤務が決まったことです。海外勤務には就労ビザの取得が必須ですが、そのための大使館の面接をパスできたのです。ハワイにどんなことを貢献したいかなどを、暗記した英文ではなく、自分の言葉で話すことができました。英語は気持ちを通じあうためのツールと学んだからこそできたことだと実感しています。これからも、こうした気持ちを忘れずに、お客様への思いやりを大事にしたサービスをハワイでも続けていけたらと思っています。