2022.05.26 卒業生・修了生メッセージ 泉水 春那 さん 課程正科生 [養護教諭一種]修了 千葉県教員採用試験合格 課程正科生 [養護教諭一種]修了 千葉県教員採用試験合格 強い意志を持って取り組み、念願の「養護教諭」に。 子どもたちの明るい笑顔に、毎日幸せな気持ちになります。 学校中の生徒を見られるよう やすらぎと学びの場に目指したのは養護教諭の道 大学卒業後、講師として中学校に赴任し、特別支援学級を担任することになりました。私にとって、先生になることも、特別支援学級を見ることも、すべてがはじめてのことで、何をするのも手探り状態でした。障がいへの知識もあまり無く、どのような対応をとるべきなのか、大人になった時の生活能力を養うためにはどのような支援をしたらいいのか、確信を持てずにいました。また、副担任をしていた学年でも、人間関係をうまく築けずにトラブルを起こしたり、親との関係や進路に悩んでいたりなど、さまざまな悩みを抱えている生徒たちを多く目の当たりにしました。そこで、クラス単位ではなく、学校全体という規模で生徒たちの健康面や精神面を見られるよう、「養護教諭」を目指そうと決意しました。 モチベーションを高めながら甘えることなく計画的に学習 仕事も続けながら免許取得を目指していたので、職場と同じ千葉県にある聖徳大学に決めました。平日は疲れて帰宅することも多かったので、1週間単位で学習スケジュールを組み、平日にできなかった学習は土日に確実に終わらせるように心がけました。「また来週やればいいや」と先延ばしにしてしまうと、今後も甘えが出てしまうと思ったので、これだけは徹底して継続しました。自分一人での勉強は苦しい時もありましたが、スクーリングで出会った仲間と連絡を取り合うことで、行き詰まっているところや勉強方法について共有し、改めて「頑張らないと」とモチベーションを高めながら続けることができました。また、友だちだけではなく先生方にも丁寧にサポートしていただきました。特に米元先生には、通学課程の学生と一緒に採用試験の面接練習をしていただいたり、とてもお世話になりました。 子どもたちにとって、保健室を やすらぎと学びの場に 養護教諭となった今、子どもたちが健康で元気よく登校している姿を見ることが一番嬉しいことです。児童全員が、毎日明るい笑顔で過ごせるためには、自己管理能力を育てていくべきだと考えます。そのためには、「どうしたらよかったんだろう?」と考えさせることを心がけています。日ごろから、子どもたちに、「転んだら傷口を水道で洗ってくるように」と何度も言い聞かせています。けがをしてしまった子が、また同じようなけがで保健室に来た時に、自分でできる限りの応急処置をしてきた姿に成長を感じています。保健室は子どもたちにとってやすらぎの場であるだけではなく、学びの場でもあります。私自身も子どもたちと一緒に成長し続けていきたいです。
学校中の生徒を見られるよう やすらぎと学びの場に目指したのは養護教諭の道
大学卒業後、講師として中学校に赴任し、特別支援学級を担任することになりました。私にとって、先生になることも、特別支援学級を見ることも、すべてがはじめてのことで、何をするのも手探り状態でした。障がいへの知識もあまり無く、どのような対応をとるべきなのか、大人になった時の生活能力を養うためにはどのような支援をしたらいいのか、確信を持てずにいました。また、副担任をしていた学年でも、人間関係をうまく築けずにトラブルを起こしたり、親との関係や進路に悩んでいたりなど、さまざまな悩みを抱えている生徒たちを多く目の当たりにしました。そこで、クラス単位ではなく、学校全体という規模で生徒たちの健康面や精神面を見られるよう、「養護教諭」を目指そうと決意しました。
モチベーションを高めながら甘えることなく計画的に学習
仕事も続けながら免許取得を目指していたので、職場と同じ千葉県にある聖徳大学に決めました。平日は疲れて帰宅することも多かったので、1週間単位で学習スケジュールを組み、平日にできなかった学習は土日に確実に終わらせるように心がけました。「また来週やればいいや」と先延ばしにしてしまうと、今後も甘えが出てしまうと思ったので、これだけは徹底して継続しました。自分一人での勉強は苦しい時もありましたが、スクーリングで出会った仲間と連絡を取り合うことで、行き詰まっているところや勉強方法について共有し、改めて「頑張らないと」とモチベーションを高めながら続けることができました。また、友だちだけではなく先生方にも丁寧にサポートしていただきました。特に米元先生には、通学課程の学生と一緒に採用試験の面接練習をしていただいたり、とてもお世話になりました。
子どもたちにとって、保健室を やすらぎと学びの場に
養護教諭となった今、子どもたちが健康で元気よく登校している姿を見ることが一番嬉しいことです。児童全員が、毎日明るい笑顔で過ごせるためには、自己管理能力を育てていくべきだと考えます。そのためには、「どうしたらよかったんだろう?」と考えさせることを心がけています。日ごろから、子どもたちに、「転んだら傷口を水道で洗ってくるように」と何度も言い聞かせています。けがをしてしまった子が、また同じようなけがで保健室に来た時に、自分でできる限りの応急処置をしてきた姿に成長を感じています。保健室は子どもたちにとってやすらぎの場であるだけではなく、学びの場でもあります。私自身も子どもたちと一緒に成長し続けていきたいです。