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  2. 2022 5月

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

南 孝英 さん

定年を迎えるにあたり、同じ職場で再雇用されることが予定されていた時期に、最雇用後の業務として社内図書室のサポート業務を引き受けました。利用することはあっても、図書室運営の実務を知らなかったこともあり、図書館司書の知識とスキルを身につけたいと考え、聖徳に入学。レポート作成やスクーリング受講を通して、実務に直接役立つ学びができました。
 昨年はリニューアルした図書室の運営体験を論文にまとめ、図書館の専門誌に投稿。外部の図書館関係者とも知り合えたことは貴重な経験でしたね。社内図書室を、社外の方々も訪れたいと思ってもらえるくらい注目の図書室にするのが今後の夢です。さらにその後には、地元の図書館のお手伝いをすることで地域貢献ができたらいいなと考えています。

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

藤嶋 敬子 さん

 小学校の図書館に勤務して以来、専門的な知識を身につけてキャリアアップするためにも司書の資格を取りたいと、ずっと考えていました。3月上旬に思い立ち、4月に入学。入学の際には、登録料が30,000円減免になる「指定施設推薦奨学制度」を活用しました。仕事や家庭との両立で心身ともにキツイ時もありましたが、勤め先の校長先生から推薦を得た手前、弱音は吐けないし後に引けませんでした(笑)。母親が勉強している姿を目にする子どもたちにも良い影響を与えていたようで、「お互いに頑張ろうね」みたいな雰囲気になっていましたね。学んだことを職場ですぐに活かせる実践的なカリキュラムも多く、在学中は世界が広がってきていると日々、実感していました。

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

光明 由枝 さん

子どもが中学校に入学したのを機に、公立図書館で働きはじめました。10年ほど仕事をつづけてきた中で、図書館や業務についての知識を深めたいという思いが強くなり、図書館司書の資格取得を決意しました。聖徳を選んだのは、修了生である同僚からカリキュラムやスクーリングが充実していることを聞いていたから。大学図書館を使った体験型スクーリングでは、実践的な知識を学べました。また、公立図書館が地域社会の情報文化を支える存在として大きな責任を担っていることも再認識することができました。さらに、現場で得た知識の裏付けとなる理論を理解できたことが仕事への自信にもつながっています。聖徳での学びと資格を活かして、より質の高いサービスを提供していきたいと思っています。

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

上芝 未希 さん

保育士として経験を積む中で「自分のキャリアにプラスとなる資格がほしい」という想いが強くなり、図書館司書資格の取得を決意。読書が好きだったことに加え、本を通して子どもたちの心の成長をサポートできるのでは、と考えてのことでした。聖徳を選んだ決め手は、必要な専門科目のみを通信教育で学べ、最短1年で資格取得できる環境。体験型スクーリングの機会が豊富で、大学図書館を使った演習で実務に直結した知識やスキルを身につけることができました! 資格取得後も保育士として働いていますが、発達段階に応じた絵本を増やすなど、学んだ知識を活用しています。将来はこども図書館や小学校の図書館などで、本を読む楽しさを子どもたちに伝えていきたいですね。

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

鈴木 和美 さん

子どもが小さいころは在宅で添削指導の仕事をしていましたが、教育関連の仕事に従事したいという思いが強くなり、子どもの中学入学を機に公立図書館に就職。働き始めて数ヵ月経ち、図書館業務に関するより専門的な知識を身につけたいと図書館司書資格に挑戦することを決意しました。
 聖徳大学の図書館司書課程を選んだのは、通信教育に熱心に取り組んでいるという信頼性の高さから。さらに、最短1年で資格を取得できる実践的なカリキュラムや、リーズナブルな学費も決め手となりました。体験型スクーリングが豊富なことも、聖徳の魅力。実務で実践できる専門知識やスキルを修得できるのはもちろん、図書館司書の役割や取り組むべき課題についても理解を深められました。
 目標としていた1年で修了し、図書館司書資格を取得。現在は公立図書館で勤務していますが、年齢に応じたサービスの重要性を学んだことで、特定の利用者のための図書館で働いてみたいという目標もできました。教育分野で図書館司書の専門性を活かし、小学校や中学校など学校図書館での仕事に携わりたいですね。

卒業生・修了生メッセージ

短期大学部 図書館司書課程修了

加藤 寛子 さん

都内の公立図書館で働いて6年目になります。勤め始めてから2~3年後、司書資格の取得が奨励されるようになりました。実はその前に通信教育に挑戦しましたが、続けることができませんでした。今度こそはと思って選んだのが聖徳です。決め手はスクーリング。一人で学習していると不安を感じますが、同じ目標を持つ人と励まし合えたので心強かったです。授業も楽しく、図書館の歴史や現状を学んだことで、日々の仕事の意義を再確認することができました。1年間で取得しようと決めていたので、毎日少しでもテキストを開くように心がけ、目標を達成することができました。司書資格は一生ものです。働く場所の選択肢も広がりますし、今後は選書やイベントの企画など、さまざまな業務に関わっていきたいです。

卒業生・修了生メッセージ

児童学研究科 博士前期課程 [保育学]修了

多比良 由恵 さん

公立幼稚園の教諭として22年勤めた後、副園長の仕事を6年経験しました。副園長は「職員室の先生」とも呼ばれ、園の運営はもちろん、人材育成、地域など外部との折衝と、中間管理職として幅広い業務を担当します。教職員が休みの時にはクラスや預かり保育のサポートに入ることもありますし、「子どもが怪我をした」「遊具が壊れた」など園内で何かあれば副園長に相談ごとが集まってきます。そのため、業務が集中しがちで、特に新任の副園長はさまざまな「困り感」を感じています。けれども、新任教員や園長とは異なり、「困り感」を解決するための指南書などはほとんどなく、副園長自身が経験の中から対処法を獲得しているのが実状です。また、副園長のなり手が少ないことも課題となっています。
 この状況に危機感を覚え、解決の手立てを見つけるために、本気でこの問題に取り組もうと決意したのです。大学で教鞭を執っている元園長の先生方から「大学院で学ぶ道もある」とアドバイスされたことで、大学院へ進学する道を選択。「絶対に2年で修了する」という目標を胸に、聖徳大学大学院に入学しました。

卒業生・修了生メッセージ

児童学研究科 博士前期課程 [児童教育学]修了

佐藤 千佳夫 さん

公立小学校の教諭として30年以上子どもたちの指導に携わり、学校研究主任や特別支援コーディネーター、教務主任など、学校づくりや学校運営に関する活動にも力を入れてきました。教員になった頃からの目標は、子どもたちが自主的・主体的に参加できる授業をすることです。学ぶことが楽しいと思える授業を提供したいと考え、日々研鑽を積んできました。
 そうした中、新しい学習指導要領で「主体的・対話的で、深い学び」と提示され、正直「何をいまさら」と違和感を持ったのです。けれども、学習指導要領を深く調べてみると、今までの理論や実践だけでは子どもたちの力を育むことが難しく、新しい考え方と現場での実証が必要になると感じました。これまでの知識や実践の裏付けを得たいという思いもあり、大学院への進学を決意。通信制でありながら、多彩なアプローチで児童にかかわる問題を学修・研究できる聖徳大学大学院へ入学する道を選びました。

卒業生・修了生メッセージ

児童学研究科 博士前期課程 [児童発達学(現:児童心理学)]修了

山本 良彦 さん

医療系の短期大学部を卒業後、理学療法士として10年勤務。リハビリテーションセンターや障害児施設で経験を積んだ後、専門学校の教員となり、理学療法士の育成に携わってきました。その専門学校が4年制大学に移行することをきっかけに、進学を考えるようになったのです。専門学校では国家試験合格後に即戦力として仕事ができる理学療法士を養成することが大きな目的でした。しかし、大学では理学療法を学問として深く探究し、自ら考えながら実践できる人材を養成することに意味があると考えたのです。そのためには、私自身が学問を探究する方法や深い専門性を修得する必要があると考え、教員を続けながら進学することを決意しました。
 障害児施設で非常勤の理学療法士を兼任していたこともあり、「子ども」の研究ができる進学先を探していました。中でも聖徳は通信制で児童学が学べる数少ない大学院でした。さらに、パンフレットで短大卒からの大学院進学を目指せる「入学資格審査」の存在を知ったのです。これは大卒資格のない人の大学院入学を支援する制度で、学ぶ意欲のある社会人に広く門戸を開くもの。審査方法は書類審査と面接で、実務経験のほか、研究会での発表実績なども評価の対象となります。
 「入学資格審査」と言うと堅苦しいイメージがあり、かなり気負って面接に臨んだことを覚えています。当時は肢体不自由児の身体的機能について研究することを考えていたのですが、面接中に「聖徳では身体的なものが研究できないのでは……。自分は場違いなのでは?」という不安を感じた瞬間もありました。けれども、今までのキャリアや学ぶ目的、手がけたい研究について教授陣がじっくりと話を聞いてくださって。「あなたが研究したいことなら、何でも挑戦していい」という言葉をいただき、学ぶ意欲をきちんと評価してくれていると感じました。「入学資格審査」に認定されることで大学院出願資格を取得し、その後の入試も合格。短大卒から大学院への進学を実現することができました。

卒業生・修了生メッセージ

児童学研究科 博士前期課程 [保育学]修了

直井 夕岐子 さん

流山市役所に入庁して保育所保育士として18年間勤務したのち、もっと新任保育士の質を高めたいという思いから、保育士を養成する専門学校の専任講師へキャリアチェンジしました。講師としては、保育所での現場経験を活かして授業をするつもりでいたのですが、そこで感じたのは保育士を養成することの難しさです。また、変化する保育の制度や法の知識についても未熟だと気づきました。そこで、講師として専門性を高めて広い知見を身につけようと、働きながら進学することを決意しました。
 聖徳大学短期大学部を卒業したこともあり、当初は通信制の大学への進学を考えていたのですが、出願資格を調べるうちに短大卒でも大学院進学を目指せる「入学資格審査」の存在を知りました。これは大学卒業資格がない人の入学を支援する制度で、社会人の学ぶ意欲に応えてくれるものでもあります。審査方法は書類審査と面接で、これまでの実務経験のか、研究会などでの発表実績も審査の対象になります。
 面接では、今までのキャリアや学ぶ目的に関する質問も多く、学ぶ意欲をしっかり評価してくれていると感じました。「入学資格審査」に認定されることで大学院出願資格を取得し、その後の入試も合格できたため、短大卒から大学院への進学が叶いました。