卒業生・修了生メッセージ

加藤 房江 さん

児童学研究科 博士前期課程 [保育学]修了

児童学研究科 博士前期課程 [保育学]修了

知識を理論的に伝える力を修得し
教員として、授業や地域の活動に活かしていきたいです。

長年、保育の現場で勤務したのち、保育系の専門学校や短大の非常勤講師へ転職しました。それと同時に、もっと専門的な勉強をしたいという思いが強くなり、聖徳大学通信教育部の心理・福祉学部心理学科に入学。その後、大学院へ進み児童学を学ぶと共に、短期大学で専任教員として学生の指導にあたりました。
 大学院で学びたいと思ったのは、専門的な知識を理論的にわかりやすく学生へ伝える力が必要だと感じたからです。また、仕事柄、論文を書く機会が多いのですが、研究を論文にまとめる手法を専門の先生方から学ぶ機会を得たいと思いました。
 大学院へ進む前にいくつかの他校を検討しましたが、大学の時の経験をもとに、仕事と学業が両立できることや、先生方の質の高さ、学びやすさから聖徳大学を選びました。先生方はとても親身に指導してくださいますし、入学したことで自分が目標とする研究が明確になったと思います。聖徳大学の通信は、ウェブだけで学習が完結する学校とは異なり、スクーリングなどで先生や学生と直接コミュニケーションがとれるのが大きな魅力です。他の方の学習状況や仕事などについて情報交換することもでき、モチベーションも上がります。
 今後は、大学院で修得したことを、教員として授業や地域の活動に活かしていきたいです。また、論文指導の先生のご指導や「児童学研究法特論(I)」で学んだ統計データ解析の方法を活かして研究を進め、論文にまとめて発表したいと考えています。