卒業生・修了生メッセージ

岩橋 泉苗 さん

人文学部(現:心理・福祉学部)心理学科卒業

人文学部(現:心理・福祉学部)心理学科卒業

心理学の基礎を修得できたことは、カウンセラーとして大きな財産です。

惹かれたのは、聖徳の“オールドタイプ”の通信教育です

大学へ入学する前から自宅でカウンセリングルームを開設しているほか、契約企業の社員のカウンセリングやキャリアコンサルティング、研修講師の仕事をしています。フリーランスで人材ビジネスの仕事をしていた時、管理するスタッフからの相談に役立てたいと思い、複数のカウンセラーの資格を取得しました。ただ、相手の気持ちを引き出すテクニックや傾聴技術は上達しましたが、その人の心的背景を理解するには、大学で心理学を学ぶ必要があると思っていました。
 通いやすさもあり聖徳は最有力候補でしたが、入学説明会に行き、入学を即決しました。最近は、通学しなくても卒業できる通信教育が多いですが、聖徳は「あえてオールドタイプの通信教育」との説明でした。大学としてのポリシーを感じましたし、直接人と会って話すことが大切な仕事のため、そのポリシーに惹かれました。

一年間のスケジュールを立て早めに学習をすすめました

仕事をしながらの勉強は、時間のやりくりが大変な時もあります。何も考えずに勉強していては、時間が過ぎるのはあっという間です。そのため、毎年必ず一年間のスケジュールを立てました。レポートの提出や科目の試験、スクーリングなどに加えて、旅行などプライベートの予定も入れます。そして、何月までに何をやるのかを決めて、予定よりも早く終わらせるように心掛けました。私の仕事は、比較的、時間を自由に組み立てられます。カウンセリングの予約と予約の間のちょっとした時間などで文献を読む習慣をつけました。レポートは、書くこと自体がはじめてでしたが、先生が添削欄に書いてくださる細やかなコメントを参考に修正ポイントを見極めていきました。4年間に書き上げた多くのレポートのお陰で文章力が上がり、今では、契約企業向けの心理コラムの執筆にも活かされています。

モチベーションを上げやすく卒業を目指しやすい環境です

療法的なことも含めて心理学を学んだことで、クライエントの心的背景を深く理解できるようになりました。何より聖徳を卒業して良かったと思うのは、自分に自信を持てたことです。4年間しっかり学び、心理学の基礎を修得できたことは、私にとって大きな財産だと感じています。聖徳は、ほかの通信制に比べて大学や試験会場へ足を運ぶことが多いと思います。学ぶ仲間と会う機会が多いため、モチベーションが上げやすく情報交換がしやすいです。そして、卒業を目指しやすい環境であるともいえます。仕事と勉強の両立は簡単なことではありませんが、より心理学の学びを深めたいという気持ちがあり、今後は大学院へ進学したいと考えています。まだ、いつになるかはわかりませんが、その時は聖徳の大学院で学ぼうと決めています。