Interview
インタビュー

  1. TOP
  2. 2022 5月

卒業生・修了生メッセージ

人文学部(現:心理・福祉学部) 心理学科卒業

栗田 悦子 さん

聖徳大学に入学する前は、外科病棟で看護師をしていました。消化器系の手術を受ける患者さんのケアや、抗ガン剤治療、高圧酸素治療などに携わり、ハードな日々を送っていました。看護師として、とても充実した環境ではありましたが、心身ともに疲労が蓄積し、体調を崩してしまいました。それがきっかけで「自分を変えたい」と思うようになり、もともと興味がある心理学を学ぶことで、もしかしたら新しい気付きや発見に出逢えるかもしれない、と考えました。そこで、仕事をしながら学ぼうと、思い切って通信制の大学へ入学することにしました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 心理学科卒業

平野 朋子 さん

カウンセラーの仕事に興味を持ち、民間のカウンセラー資格を取得。幅広く知識を学びましたが、実践するには浅いと感じたんです。専門分野ごとに掘り下げて学び、より実践的な専門知識を修得したいと、大学進学を決意しました。聖徳大学を選んだ決め手は、育児と両立しながら学べるとともに、心理学の分野で著名な先生方の直接指導が受けられるから。実践的な授業が豊富なスクーリングでは、多くのケーススタディに触れられました。実例を知ることで、理論の理解も深めながら学べましたね。
 聖徳での学びを通して、教育に特化した心理領域を深めたいという想いが強くなりました。聖徳の先生から学びたいと、先生の研究プロジェクトにも参加しています。目指しているのは、教育分野に関わるカウンセラー。家でも学校でも「良い子」だと思われているけれど、悩みを抱えている子どもたちに手を差し伸べたい。研究で得た知見を少しでも早く子どもたちに還元するために、大学院進学も視野に入れています。心理学の学びをさらに深めながら、子どもたちをサポートする活動に従事したいですね。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 心理学科

仲本 倫 さん

大学時代、臨床心理士の方に悩みを相談し、前向きになるきっかけを掴めたことから、心理職に興味を持ちました。その後、独学で心理学を学び、地方公務員の採用試験に合格。現在は児童福祉施設で働いていますが、心理職の難しさや子どもたちを支援するうえで果たす役割の大きさを知り、通信教育で改めて学ぼうと考えました。聖徳を選んだのは、新しい国家資格「公認心理師」を取得し、心理職としての活躍の幅を広げたいと思ったからです。入学後は、仕事で子どもたちと接するときも一つひとつの行動にどんな背景があるかまで考えられるようになり、大学での学びが活かされていると実感しています。今後は公認心理師の国家資格を取得し、心理の専門家として児童福祉に携わっていきたいです。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

山﨑 小百合 さん

福祉職に関心を持ったのは、社会人3年目の頃。旅行会社で様々なお客様と接するうちに旅行する人の多くは金銭的に余裕があり、健康であることを実感したんです。その中で社会福祉士の資格を知り、社会的に弱い立場の方々に対する支援を行う仕事に魅力を感じ、福祉を専門的に学ぶ道を選択。福祉の現場で働きながら学ぶため、通信制大学への入学を決めました。聖徳を選んだ決め手は、社会福祉士国家試験合格率全国1位という実績の高さ。リーズナブルな学費や大学へのアクセスの良さも魅力でした。
 児童相談所や児童館での勤務、特別老人ホームの傾聴ボランティアなど、福祉に関する仕事と学びを両立。学んだことをすぐに現場で実践できたため、理解を深めつつ学習を進められました。国家試験対策講座では手厚い指導が受けられることも魅力! 2年で卒業、社会福祉士試験合格という目標を実現できました。現在は、地域包括支援センターで地域に密着した支援を担当。高齢者の方やそのご家族への支援を中心に幅広く業務に取り組むことで経験を積み、将来は多問題家族の支援にも携わりたいですね。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

小杉 香織 さん

外語大学を卒業し、約10年ほど結婚・出産を挟んで外資系企業に勤務していました。退職後に始めたのが、小学校での外国人児童への日本語支援ボランティア。支援を行うなかで、言葉や学習だけではなく、福祉の視点で支える「スクールソーシャルワーカー」や「社会福祉士」の仕事について興味を持ったのです。そこで自宅から通いやすく、仕事・子育て・家庭と並行しながら学べる大学を調べているうちに聖徳大学を知り、入学を決意しました。
 現在は日本語支援も継続しながら、千葉県内の子育て支援センターでコーディネーターとして勤務しています。大学で学んだ相談援助の基本的な姿勢や方法、発達心理学などがとても役立っています。今後の目標はまず、社会福祉士国家試験を受験することです。無事に合格できたら、次は保育士資格にもチャレンジしたいと思っています。
 在学中は、スクーリングで知り合った年齢も経験も違う友人たちから自分の思いつかないような意見をもらえたり、刺激をたくさん受けました。学ぶことに年齢は関係ありません。いつからでもチャレンジできますよ!

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

梶谷 知代 さん

医療ソーシャルワーカーという仕事を初めて意識したのは、介護老人保健施設(老健)で介護福祉士として働いていたころです。祖母の介護をする母の姿を見ていたこともあり、もともと福祉や介護の世界に興味があった私は、福祉・介護の中でも高齢者分野に進みたいと考えて専門学校に入学。介護福祉士の資格を取得して、卒業後に就職したのが老健でした。
 老健はケガや病気のために自宅での暮らしが困難になった高齢者にリハビリなどを提供し、在宅復帰のお手伝いをする施設です。そのため、入院を経て入所なさる方も多く、「病院の相談員さんに紹介されて来ましたが、とても助かりました」という言葉を、利用者さんやそのご家族から聞くことがよくありました。多くの人の役に立ち、感謝していただける相談員の仕事に魅力を感じ、自分もやってみたいと思うようになったのです。
 病院の相談員=医療ソーシャルワーカーには、特別な資格はいりません。しかし、多くの病院では国家資格である社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持っている人を採用します。それで自分も社会福祉士の資格に挑戦しようと思い、いろいろ調べているうちに、通信制の大学で学ぶ道があることを知りました。働きながら国家資格も大卒の資格も取れる。「これはやるしかない!」ということで選んだのが、社会福祉士国家試験の合格率が高い聖徳でした。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

竹内 清貴 さん

高校卒業後、特別養護老人ホームで働いていましたが、次第に介護士が行える援助には限りがあると感じるようになりました。そこで別の視点から対人援助に携われる福祉の専門職はないかを調べ、社会福祉士と精神保健福祉士に注目、資格取得を目指すことにしたのです。 働きながら学べる通信制の大学として聖徳を選んだ理由は2つあります。ひとつは他大学と比較して圧倒的に安価な学費。2つ目は全国トップクラスの国家試験合格率です。仕事が多忙で4年間ほぼ学習に手をつけられず、結果的に卒業まで6年半かかりましたが、その間の学びと目標を達成できたのは先生方の手厚い支援のおかげだと思います。
 ご自身の現場での経験をもとにわかりやすく指導してくださったので、卒業後の仕事のイメージが明確になり、学習への意欲につながりました。実習や国家試験の勉強で悩んだ時も、相談に乗ってくださり、本当に心強かったです。全国から集まった仲間の存在も大きかったですね。卒業後の仕事面でも、さらに「聖徳ネットワーク」を広げていくつもりです。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

橋本 藤子 さん

聖徳の短大通信課程を卒業し、幼稚園教諭、保育士として過ごした約20年間の中で、子育てに悩む保護者の方々からたくさんの相談を受けました。子どもの個性や家庭環境によって悩みは様々。また、時代が変化する中で新しく生まれる悩みもあります。私自身の経験だけではケアしきれないケースも多く、ただ共感することしかできない自分にもどかしさを感じていました。具体的な解決策を示すために、新しい知識を学びたい。そう思い始めた矢先に転機が訪れました。長男の大学進学と三男の小学校入学、さらに夫の起業が重なったのです。「こうなったら、私が学び始めるのも、今しかない!」と、大学進学を決意しました。
 聖徳を選んだのは経済的な負担が少ないこともありますが、何より短大時代の学習サポートが、通信制とは思えないほど手厚かったからです。大学でも、それは変わりませんでした。先生方との距離は、短大時代以上に近かったかもしれません。とりわけ社会福祉学科は、学生一人ひとりと真剣に向き合う“熱い”先生ばかりで、「どうしてこんなに私のことを知っているのだろう?」と驚いてしまうほど的確なアドバイスをいただきました。また、スクーリングで様々なバックグラウンドを持った仲間と出会い刺激を受けたことで、モチベーションを維持して学習することができました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

鈴木 憲和 さん

元々社会福祉に関わる仕事をしていたわけではなく、関東の大学を卒業後は、出身の静岡で一般企業に就職しました。しかし、リーマンショックの影響を受けたことをきっかけに、これからは組織が倒産しても自分は倒れない生き方をしようと、自宅近くの視覚障がい者のための支援施設でボランティアをはじめたのです。ジョブコーチの仕事をする機会を得たのはその時です。施設で浜松に拠点を置くNPOの方と知り合い、限られた期間ですがNPOでジョブコーチをすることになりました。ジョブコーチとは、障がいを持つ方を民間企業に就業支援して定着させる仕事です。この経験がきっかけとなり、社会福祉に興味を持ち、いろいろな方と出会って、人と人をつなげていきたいという思いが強くなりました。「人とネットワーク」を軸に社会福祉の仕事を調べすすめる中で、医療ソーシャルワーカーという職業に行きつきました。そんな時、現在の職場の求人広告に医療ソーシャルワーカーの文字を見つけたんです。もちろん、その時点では医療ソーシャルワーカーに必要な社会福祉士の資格は持っていません。でも、「必ず社会福祉士の資格を取ります!」と断言し、採用してもらいました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

仲山 君子 さん

福祉の仕事に関心を持つようになったのは、亡くなった父の介護がきっかけです。介護保険についての知識がもっとあれば父にとっても、介護する母にとっても助けになったのではないか―という後悔の念から介護福祉士の勉強をはじめました。介護保険事業所で半年ほど事務職に就き、養成校で資格を取得。そして白井市社会福祉協議会で働くことになりました。社会福祉協議会は地域福祉を担う組織です。連携するのは専門機関や専門職の方ばかり。自らの知識不足を痛感したことで、養成校時代に興味を持った社会福祉士の資格を取り、困っている人たちの助けになりたいと思うようになりました。