児童学研究科 博士前期課程 [児童発達学]修了
今村 三千代 さん
大学を卒業後、一般企業に勤めていましたが、結婚を機に主人が園長を務める幼稚園に入ることになりました。今考えても稀なケースだったと思いますが、ちょうど当時、あるお母さんが極度に憔悴されて、どう対応すべきか教職員全員で悩みながら対応したという事例がありました。最終的には何とか落ち着かれたのですが、果たしてそれが最善策だったかという点も含めて考えさせられ、これからこの仕事に携わるに当たって心構えが必要だと強く感じた出来事でした。そんな折、園に届いたカウンセリング講座の案内が目に留まり、試しに通ってみることにしたのです。それは、心理面を学ぶ教室だったのですが、お話は、なるほど!と思うものばかりで、実生活での悩みを解決する心理的なノウハウがたくさんありました。
例えば、相手ではなく自分自身に視点を切り替えることで、勝手にイライラして無駄なエネルギーを使わずに済んだりと、私自身も救われるような内容でした。小さなことですが保護者方の支援につながりそうなヒントがいっぱいあり、もっと勉強したら周りにアドバイスしてゆけるかなと思いはじめたのです。そんな目からウロコのお話をしてくださったのが、講師にいらしていた聖徳大学の鈴木由美先生でした。そして「もっと勉強したかったら大学院へいらっしゃい」と誘われるがままに、大学院へ入学することにしたのです。
例えば、相手ではなく自分自身に視点を切り替えることで、勝手にイライラして無駄なエネルギーを使わずに済んだりと、私自身も救われるような内容でした。小さなことですが保護者方の支援につながりそうなヒントがいっぱいあり、もっと勉強したら周りにアドバイスしてゆけるかなと思いはじめたのです。そんな目からウロコのお話をしてくださったのが、講師にいらしていた聖徳大学の鈴木由美先生でした。そして「もっと勉強したかったら大学院へいらっしゃい」と誘われるがままに、大学院へ入学することにしたのです。