Interview
インタビュー

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

仲山 君子 さん

福祉の仕事に関心を持つようになったのは、亡くなった父の介護がきっかけです。介護保険についての知識がもっとあれば父にとっても、介護する母にとっても助けになったのではないか―という後悔の念から介護福祉士の勉強をはじめました。介護保険事業所で半年ほど事務職に就き、養成校で資格を取得。そして白井市社会福祉協議会で働くことになりました。社会福祉協議会は地域福祉を担う組織です。連携するのは専門機関や専門職の方ばかり。自らの知識不足を痛感したことで、養成校時代に興味を持った社会福祉士の資格を取り、困っている人たちの助けになりたいと思うようになりました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

鈴木 憲和 さん

元々社会福祉に関わる仕事をしていたわけではなく、関東の大学を卒業後は、出身の静岡で一般企業に就職しました。しかし、リーマンショックの影響を受けたことをきっかけに、これからは組織が倒産しても自分は倒れない生き方をしようと、自宅近くの視覚障がい者のための支援施設でボランティアをはじめたのです。ジョブコーチの仕事をする機会を得たのはその時です。施設で浜松に拠点を置くNPOの方と知り合い、限られた期間ですがNPOでジョブコーチをすることになりました。ジョブコーチとは、障がいを持つ方を民間企業に就業支援して定着させる仕事です。この経験がきっかけとなり、社会福祉に興味を持ち、いろいろな方と出会って、人と人をつなげていきたいという思いが強くなりました。「人とネットワーク」を軸に社会福祉の仕事を調べすすめる中で、医療ソーシャルワーカーという職業に行きつきました。そんな時、現在の職場の求人広告に医療ソーシャルワーカーの文字を見つけたんです。もちろん、その時点では医療ソーシャルワーカーに必要な社会福祉士の資格は持っていません。でも、「必ず社会福祉士の資格を取ります!」と断言し、採用してもらいました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

橋本 藤子 さん

聖徳の短大通信課程を卒業し、幼稚園教諭、保育士として過ごした約20年間の中で、子育てに悩む保護者の方々からたくさんの相談を受けました。子どもの個性や家庭環境によって悩みは様々。また、時代が変化する中で新しく生まれる悩みもあります。私自身の経験だけではケアしきれないケースも多く、ただ共感することしかできない自分にもどかしさを感じていました。具体的な解決策を示すために、新しい知識を学びたい。そう思い始めた矢先に転機が訪れました。長男の大学進学と三男の小学校入学、さらに夫の起業が重なったのです。「こうなったら、私が学び始めるのも、今しかない!」と、大学進学を決意しました。
 聖徳を選んだのは経済的な負担が少ないこともありますが、何より短大時代の学習サポートが、通信制とは思えないほど手厚かったからです。大学でも、それは変わりませんでした。先生方との距離は、短大時代以上に近かったかもしれません。とりわけ社会福祉学科は、学生一人ひとりと真剣に向き合う“熱い”先生ばかりで、「どうしてこんなに私のことを知っているのだろう?」と驚いてしまうほど的確なアドバイスをいただきました。また、スクーリングで様々なバックグラウンドを持った仲間と出会い刺激を受けたことで、モチベーションを維持して学習することができました。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

竹内 清貴 さん

高校卒業後、特別養護老人ホームで働いていましたが、次第に介護士が行える援助には限りがあると感じるようになりました。そこで別の視点から対人援助に携われる福祉の専門職はないかを調べ、社会福祉士と精神保健福祉士に注目、資格取得を目指すことにしたのです。 働きながら学べる通信制の大学として聖徳を選んだ理由は2つあります。ひとつは他大学と比較して圧倒的に安価な学費。2つ目は全国トップクラスの国家試験合格率です。仕事が多忙で4年間ほぼ学習に手をつけられず、結果的に卒業まで6年半かかりましたが、その間の学びと目標を達成できたのは先生方の手厚い支援のおかげだと思います。
 ご自身の現場での経験をもとにわかりやすく指導してくださったので、卒業後の仕事のイメージが明確になり、学習への意欲につながりました。実習や国家試験の勉強で悩んだ時も、相談に乗ってくださり、本当に心強かったです。全国から集まった仲間の存在も大きかったですね。卒業後の仕事面でも、さらに「聖徳ネットワーク」を広げていくつもりです。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

梶谷 知代 さん

医療ソーシャルワーカーという仕事を初めて意識したのは、介護老人保健施設(老健)で介護福祉士として働いていたころです。祖母の介護をする母の姿を見ていたこともあり、もともと福祉や介護の世界に興味があった私は、福祉・介護の中でも高齢者分野に進みたいと考えて専門学校に入学。介護福祉士の資格を取得して、卒業後に就職したのが老健でした。
 老健はケガや病気のために自宅での暮らしが困難になった高齢者にリハビリなどを提供し、在宅復帰のお手伝いをする施設です。そのため、入院を経て入所なさる方も多く、「病院の相談員さんに紹介されて来ましたが、とても助かりました」という言葉を、利用者さんやそのご家族から聞くことがよくありました。多くの人の役に立ち、感謝していただける相談員の仕事に魅力を感じ、自分もやってみたいと思うようになったのです。
 病院の相談員=医療ソーシャルワーカーには、特別な資格はいりません。しかし、多くの病院では国家資格である社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持っている人を採用します。それで自分も社会福祉士の資格に挑戦しようと思い、いろいろ調べているうちに、通信制の大学で学ぶ道があることを知りました。働きながら国家資格も大卒の資格も取れる。「これはやるしかない!」ということで選んだのが、社会福祉士国家試験の合格率が高い聖徳でした。

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

小杉 香織 さん

外語大学を卒業し、約10年ほど結婚・出産を挟んで外資系企業に勤務していました。退職後に始めたのが、小学校での外国人児童への日本語支援ボランティア。支援を行うなかで、言葉や学習だけではなく、福祉の視点で支える「スクールソーシャルワーカー」や「社会福祉士」の仕事について興味を持ったのです。そこで自宅から通いやすく、仕事・子育て・家庭と並行しながら学べる大学を調べているうちに聖徳大学を知り、入学を決意しました。
 現在は日本語支援も継続しながら、千葉県内の子育て支援センターでコーディネーターとして勤務しています。大学で学んだ相談援助の基本的な姿勢や方法、発達心理学などがとても役立っています。今後の目標はまず、社会福祉士国家試験を受験することです。無事に合格できたら、次は保育士資格にもチャレンジしたいと思っています。
 在学中は、スクーリングで知り合った年齢も経験も違う友人たちから自分の思いつかないような意見をもらえたり、刺激をたくさん受けました。学ぶことに年齢は関係ありません。いつからでもチャレンジできますよ!

卒業生・修了生メッセージ

心理・福祉学部 社会福祉学科卒業

山﨑 小百合 さん

福祉職に関心を持ったのは、社会人3年目の頃。旅行会社で様々なお客様と接するうちに旅行する人の多くは金銭的に余裕があり、健康であることを実感したんです。その中で社会福祉士の資格を知り、社会的に弱い立場の方々に対する支援を行う仕事に魅力を感じ、福祉を専門的に学ぶ道を選択。福祉の現場で働きながら学ぶため、通信制大学への入学を決めました。聖徳を選んだ決め手は、社会福祉士国家試験合格率全国1位という実績の高さ。リーズナブルな学費や大学へのアクセスの良さも魅力でした。
 児童相談所や児童館での勤務、特別老人ホームの傾聴ボランティアなど、福祉に関する仕事と学びを両立。学んだことをすぐに現場で実践できたため、理解を深めつつ学習を進められました。国家試験対策講座では手厚い指導が受けられることも魅力! 2年で卒業、社会福祉士試験合格という目標を実現できました。現在は、地域包括支援センターで地域に密着した支援を担当。高齢者の方やそのご家族への支援を中心に幅広く業務に取り組むことで経験を積み、将来は多問題家族の支援にも携わりたいですね。

卒業生・修了生メッセージ

文学部 文学科 英語・英文学コース卒業

宮坂 亜由香 さん

アメリカで生まれ育ち、25歳の時に日本に来ました。現在は、長野県原村の唯一の中学校で英語指導補助員を務めると共に、自宅で小学生に英語を教えていますが、もっと生徒と直接的に関わり、ネイティブの英語や国際感覚を教えたいと思い、教員免許状の取得を目指して進学しました。聖徳では、アメリカで習ったことを異なる視点を用いて日本語で学び直すこともあり、知的好奇心が満たされています。また、言葉遣いや教職員としてのあり方など基本的なことについて学べるのも、入学して良かったと思える点です。入学当初は中学校教諭を目指していましたが、英語力という自分のスキルをさらに活かせる職業として、大学で教鞭をとることを検討中です。将来は、2つの母語を持つバイリンガルの教職員として活躍したいです。

卒業生・修了生メッセージ

文学部 文学科 図書館情報コース卒業

伊澤 瞳 さん

もともと本が好きで、文学を学びたいという気持ちを抑えきれず、仕事を辞めて入学しました。聖徳なら通信でいろんな資格が取れますし、経済的にも魅力でした。今は図書館員として働きながら学んでいますが、図書館の現実問題を考察するスクーリングでは、現場で理解しておくべきさまざまなことが学べて非常に面白かったです。私は通信制のメリットとして、自分のペースで自分自身と向き合いながら学べる点に意義を感じています。好きなことを勉強できている今の幸せを思うたび、モチベーションが上がり、学習モードにスイッチが入りますね。文学科はたくさんの分野の勉強ができるので視野が広がります。未来への希望も広がっているので、道をひとつに絞らず、自分の可能性を模索しながら将来を決めていきたいと思います。

卒業生・修了生メッセージ

文学部 文学科 図書館情報コース卒業

八田 実優 さん

専門学校を卒業後、アニメ制作会社に勤務していましたが退職し、現在は公立図書館に嘱託職員として勤務しています。図書館での仕事が想像していた以上に楽しかったため、図書館司書の資格を取得してキャリアアップしたいと思い、入学を決意しました。聖徳を選ぶ決め手になったのは入学説明会。今の私の生活環境に合った学習の進め方や履修モデルを、丁寧に説明していただきました。「指定施設推薦奨学制度」を活用するにあたり、館長に推薦書を書いていただいたのもモチベーションになりましたね。大学で学んだ知識は、日々の実務の中で活かされていて、特に、嘱託職員の立場ではあまり経験できないレファレンスサービスについて学べたことが自信につながっています。今後も専門知識をより深く学び、仕事の幅を広げていきたいです。